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故障事例
四季のある日本での自動車内の環境というのは、夏はダッシュボードやハンドルは触れられないくらい熱くなり、冬は地域によっては氷点下にもなります。自動防眩ルームミラーも過酷な状況下で使用される事となるわけですが、エレクトロクロミック ミラーは液状の物質がガラスにはさまれて出来ており、特に夏場の高温下で鏡面内部で分離してしまったり、最悪の場合液が漏れる事例があります。
内部の電子部品が原因による故障は稀で、フロント側に外光センサー(CDS)が付くタイプでは、CDSが熱や紫外線で破損している物があった位です。
その他の電子部品で心配なのは、電解コンデンサー位でしょうか・・・
ジェンテックス製メルセデス・ベンツ用ルームミラー
完全にエレクトロクロミック ジェルが分離してしまい水槽のようになっている
エクソンサイエンス製
エレクトロクロミック ミラーの表面ガラスが外れてしまい、内部のジェルが漏れてしまった。
トヨタ自動車 セルシオ20系のミラー
もしかしたらこのミラーは上記2社とは違い、エレクトロクロミックジェルが分離するような事は無く最悪の状態でも視界が確保できる構造なのかも!?