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2010.11.29 GPmirrorオリジナルアダプター追記
カムロックとは?
アメリカにおけるルームミラーの取り付け形状は、『ウェッジマウント』か『カムロック』がほとんどのようです。ウェッジマウントに関しては、現在日本においても主流になりつつありますが、カムロックタイプはマグナインターナショナル社の『Donnelly』ブランドの多くのルームミラーで使われている形状です。
上の画像は『Donnelly MODEL-240』
現行スバルの多くの車種、マツダの一部車種で見られる物。
ミラーの楕円の部分を、下の画像の台座にはめ込み固定される仕組み。
それ故『カム ロック』と呼ばれる。
カムロックアダプター
自動防眩ルームミラーを取り付ける際、GENTEX製はすべて『ウェッジマウント』です。(OEM製品を除く)そのウェッジマウント製品をカムロックタイプの車両に取り付ける際に使用するのが『カムロック アダプター』です。
構造としては、元のカムロックマウントの棒バネを取替え、その中にネジ受けを挿入しアダプターを被せてネジで固定するだけの物です。
画像それぞれ、上がGENTEX製、下がEXSON製のカムロックアダプター。
それぞれ自社製品のコンパスセンサー付きマウントに合う形状となっている。
※現行GENTEX製品では、マウント部にセンサーが無いので、形が合わない。
まずは何もしていない状態。
スプリング(棒バネ)を交換します。
スプリングの間に、ネジ受けを挿入。
後はアダプターをマウントにかぶせ、二箇所のネジを締めて完成。
実は難アリが多い
上記のように、とっても簡単に変換できるのですが、実のところ個体差が有りアダプターを削らないとはまらないケースが多発します。GENTEXとEXSONのカムロックアダプターの比較写真を良く見てみると、GENTEXの裏側はとても輝いています。
これ実は1mm位、中を削ってあるのです。
画像中のカムロックマウントは、撮影のため新品を入手しました。
今回入手した新品の実寸で、最大幅33.65mmです。
動画撮影用の車両のマウント実寸が、34.06mmでした。
カムロックアダプター自体の個体差も有るでしょうし、内寸がかなりきつく設定されている事もあり、多くの場合削らないとはまらないかもしれません。
この削る作業、本当にブルーになります。(涙)
比較的柔らかいですが電動工具が無いと一日仕事になってしまう。
また、ネジ受け金具が非常に柔らかい材質なので、ほとんどの場合すぐになめてしまいます。
※GPmirrorでは、2010年5月出荷分より強固に固定できるよう『アルミ合金削り出し強化ネジ受け金具』に変更しています。
カムロックアダプターの取付け作業自体は数分あれば出来ますので、カムロックタイプの方も車両を傷つけることなく変換できます。
GPmirror オリジナルカムロックアダプター
これまでのカムロックアダプターの問題を改善し、小型化したアダプターです。部品点数を極力減らしスプリングの交換も不要で、内径クリアランスも確保していますので、内側(裏側)を削る必要はありません。
ネジ受け金具はアルミ合金製で、特殊ネジを使用していますので強固な固定が可能です。
配線カバーも装着可能で、付属のカッティングフィルムを貼り付けると外から配線が見える事も無く、純正かのように仕上る事が可能です。
装着例:コペン
↓↓↓どうか見てやってください↓↓↓
※音声なし