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村上開明堂製 プリズム機械式自動防眩ルームミラー
この自動防眩ルームミラーは、国産車最初で最後!?のプリズム機械式自動防眩ルームミラーです。
トヨタ自動車の1980年10月(昭和55年)〜のGX61系マークUに設定されていたもので、周囲光と後続車光センサーで自動防眩動作をする所は現在のもの全く同じですが、鏡面がプリズム式なのでソレノイドで可動させる仕組みとなっています。
それゆえに、動作音が『カコン』と結構大きく、プリズム式(一般的な手動防眩ミラー)なので後方視界も光しか見えなくなってしまいます。
スイッチでオート動作をキャンセルでき、マニュアル操作も可能なので、多くのドライバーはマニュアル動作で使用していた模様です・・・
GENTEX社のホームページによると、同社が1982年に『世界初の電気機械式(電動)ミラーを開発』と書いてあり、GX61系のマイナーチェンジが1982年8月でから、もしかしたらこのミラーがそのOEMでしょうか?
このミラーの詳細に関してはほとんど情報がなく、カバー樹脂の劣化の進んでいるので分解はあきらめました。
情報募集中です!!!
※音声あり
基本データ | |
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機能 | プリズム式自動防眩/手動スイッチ/感度調整ボリューム |
製造年 | 1980年代前半 |
取付タイプ | ルーフマウント |
サイズ(mm) | ケースW250,H80,鏡面W235,H60(各最大) |
その他 | |
メーカーHP | 村上開明堂 GX61マークU(Wikipedia) |