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自動防眩ドアミラー
自動防眩ドアミラーは、日本メーカーの国内仕様ではトヨタレクサスブランドの一部やホンダレジェンドにしか採用されていない(平成22年11月現在)かなりのレア!?アイテムです。
動作は自動防眩ルームミラーがメインユニットとなり、各ドアミラーを制御していますので自動防眩ルームミラーが必須となります。
輸入車では比較的ドアミラーも自動防眩付きが多い(もちろん高級車・・・)ですが、ドライバー側のみと言う車種が多いような気がします。
海外オークションなどではそれなりに流通しており、今回入手したものは某高級ブランドの海外仕様のもので、左右とも自動防眩付きです。
画像左上:左側用アスフェリックタイプ(凸面鏡+点線より端が非球面、ワイドビュードアミラー)
画像左下:左側用コンベックスタイプ(凸面鏡)
画像右側:右側用コンベックスタイプ(凸面鏡、アラビア語警告表示付き)
一応三種類有りますので三カ国(エリア)バージョンと思われますが、詳細は不明です。
アラビア語入りは、もちろん中東向けと思われます。
私には何と書いてあるか解りません(汗)。北米の警告文と同じ!?
トップ画像のように、外周部分の若干色目の異なる部分は防眩(着色)しません。
画像では分かりにくいですが、北米仕様では運転席側が平面鏡となり、右側に警告表示が入る。
さらにこのミラーでは、LEDシグナルも装備!
このLEDシグナルは日本国内の法規ではグレーゾーンの装備のようですが、斜め後ろの車両に
認識できるようレンズで最適に配光されており、明らかにブラインドゾーンをカバーしてくれる。
こんなドアミラーが付いていたら、ウェインカーを出すのが楽しくなりそう!?
早速強引に異なるメーカーの車に移植してみました!!(アスフェリックタイプ)
上手い事に、外形がほとんど同じでサイズも1cm弱しか変わらなかったので隙間は空いていますが、何とか収まっています。
ちなみに外形は似ていても取付車両とは内側の出っ張りが上下逆なので、左右を反対に付けさらに上下を逆にしています。
もちろんメーカーが異なる為、内部のモーターユニットへの取り付け部分は加工しています。
※撮影用に強制的に自動防眩を有効にしています。
画像では最大防眩状態ですが、夜間走行時にはミラーヘッド(ルームミラー)と同期して着色しますので、後続車の眩しさに合わせて無段階で着色と消色を繰り返します。
また、自動防眩ルームミラーではリバースキャンセル機能にあまり必要性を感じない方もいらっしゃいますが、ドアミラーも自動防眩となるとリバースキャンセルが有用となります。
(ギアをリバースに入れると強制的に自動防眩が解除され消色します。)
ルームミラーと合わせてドアミラーも自動防眩を体感してしまうと、本当に有用で手放せないアイテムとなってしまいます。
さらにLEDシグナルモデルでは、ドライバーへは自動防眩で眩しさを防ぎ、周囲の車へは車線変更時等の合図としてブラインドスポットをカバーすると言う、一石二鳥!?の安全装備となります。
ブルーミラーも確かに目には優しく感じますが、自動防眩のようにリニアに防眩率が変化する物とは次元が違います。
自動防眩ルームミラーをはじめ、なぜ日本のメーカーは国内仕様車での採用を見送り続けるのか不思議でなりません。
※動作順序
強制防眩状態
↓
ギアリバース(防眩自動解除)
↓
ギアドライブ(強制防眩に戻る)
基本データ | |
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機能 | 自動防眩/ヒーター/曲面/複合曲率(アスフェリック) |
製造年 | 2008年 |
取付タイプ | - |
サイズ(mm) | - |
その他 | - |